​過去のコラム

20210428
『マスクをしなければいけない昨今』

 

 今年の一月中旬に大阪府知事が、「大阪には5500もの歯科医院があるが、クラスター発生はゼロ。感染対策の賜物と思うが、何かある」と投稿されました。これを機に日本全国の歯科医師会がクラスター発生を調べたところ、現在までクラスターの発生はなく、北海道科学大学の秋原志穂教授は「歯科医院は口腔内を診るのでクラスターや感染が起こりやすいと思うかもしれないが、従来からB型肝炎やHIVなど感染対策には相当の力を入れている」と説明されています。シンガポールに於いても歯科医院は、コロナ発生以降エッセンシャルワークとして休むことはありませんでしたし、クリニックや歯科医院からのクラスター発生は認められていません。

 

https://infographics.channelnewsasia.com/covid-19/coronavirus-singapore-clusters.html

 

 何処の歯科医院でも歯の切削や観血処置を行うので、器具・機材には唾液や血液が付着しているものとして日常的に感染対策を行っているのが根底にはあり、待合室につていも多くのシンガポールの歯科医院では、日本よりも患者さんにリラックスしていただける様に心掛けています。ただ、それ以上に歯のクリーニングや口腔内の定期検診を行うことは、口腔内の不要な細菌数を減らし免疫機能を向上させるようになります。これも日本からの報告になりますが、従来春に開催される学校歯科健診(小学校)が9月以降に行わるようになり、結果的に歯垢沈着が多く認められる(=汚れている)結果が増加したと言われます。お口の健康を守ことが、全身の健康を守ことにつながる一例と思います。

 今後も、皆様にチョッとお役にたつようなお話を書いていこうと思います。

​ 院長:秋山逸馬